貸地 | 不動産を活用したい

たまたま通りかかった土地は、1週間前に借主から返ってきたもの。思案に暮れていた貸主に飛び込みで提案

きっかけ

貸地介護施設の事業者様から土地探しのご依頼がありました。そこでいくつかの土地を調査したのですが、たまたまオーナー様の所有する土地を当社スタッフが通りかかったのが、きっかけとなりました。
オーナー様のお話では、親の代から長期にわたり資材置き場として賃貸していた土地だということでした。
それが、たまたま1週間前に借主から返されてしまい、どうしたものかと思案に暮れていたところでした。

当社からの提案

介護施設の事業者様から依頼を受けていた条件とマッチした土地であったため、オーナー様に介護施設用地として新たに賃貸してはどうかと提案しました。元々賃貸用地だったこともあり、借り主となる当該事業者について丁寧に説明を行うことで、オーナー様には具体的なお話に耳を傾けていただく事が出来ました。

課題と障害

しかし、きっかけがほぼ飛び込みの営業であったことからオーナー様の三和住宅に対する信頼を確保するのが大きな問題でした。またオーナー様の最大の不安は貸した土地の上に建物が建つという点であり、それは解約の際の不安につながりました。また、古い土地であったため敷地の一部が道路に食い込んでいることが分かり、実地測量結果と図面との内容に大きく食い違いがあるなどの問題もあった。

実現までのプロセス

オーナー様の不安を払拭するために、まず三和住宅が賃貸住宅の斡旋管理のみでなく、土地有効活用のための企画事業でも実績のある会社である点など、会社に対する理解を深めていただくところから始めました。同時に借主となる介護事業者についても関東近県で複数施設を運営する業者である点など、当社や借主に対する理解を深めていただきました。
土地の課題についても一つ一つ問題をクリアにしていくとともに、契約後のアフターについても、三和住宅が地元に密着して営業活動を行っているため継続フォローが出来る点を強調しました。こうしたご説明でご理解をいただいたことで成約に結びつくことが出来ました。

売り手良し、買い手良し、世間良しの「三方良し」の精神にもとづき、一つ一つのご成約が単に取引関係者のみならず、地域社会への貢献にもつながっていくことを常に念頭に置いています。貸地は長期的な取引になりますので、お互いが納得できるまで煮詰めて契約を結び、施設のオープン時にはお互いに「ありがとう」が言いあえる仕事をしていきたいと思います。

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